全国のチンアナゴ水槽をめぐる小さな旅へようこそ。近年では多くの水族館で出会えるようになったチンアナゴだが、その展示方法や雰囲気は水族館ごとに大きく異なる。ここでは地域別に、その魅力をじっくり紹介していく。
三重県
伊勢シーパラダイス


三重県伊勢市の名勝、夫婦岩(めおといわ)に隣接する体験型水族館。ゼロ距離水族館をキャッチコピーに、魚類から海獣まで生き物たちの本能や習性を活かした「ふれあい」が魅力。
ちんあなごの水槽は魚類展示コーナーのふれあい魚館に数か所あり、展示されているちんあなごの種類はチンアナゴ・ニシキアナゴ・ホワイトスポッテッドガーデンイールの3種。メインのちんあなご水槽は広くて浅いオープントップ型で、上からのぞき込むとちんあなごと目が合うという珍しい展示が特徴。巣穴に身を隠しながら、こちらの様子をそっと伺う姿はなんとも愛らしい。
さらに、謎解きエサやり体験では、ちんあなごにごはんをあげることができ、食べてもらえた瞬間の嬉しさは格別だ。
オリジナルのちんあなごグッズは(おそらく)無いが、謎解きエサやり体験に参加すると記念品をもらえる。
館内にはちんあなごになりきれるフォトスポットもあり、隣接するめおと横丁には「チンアナゴチュロス」を提供するお店もあるなど、水槽以外にも楽しめる要素が豊富。
チンアナゴの日のライブ配信やちんあなごの魚朱印(11月末まで)など、期間限定のコンテンツにも要注目だ。
訪問日 2024/11/21
大阪府
海遊館


大阪が世界に誇る大型水族館。巨大なジンベエザメの泳ぐ太平洋水槽で知られるが、ちんあなご水槽も2023年のリニューアルで大きな進化を遂げた。
ちんあなごの水槽は順路中盤の企画展示室「ぎゅぎゅっとキュート*」内にあり、明るく大きな水槽が特徴。展示されているのはチンアナゴとニシキアナゴの2種。一定時間ごとに水流が変化する仕掛けがあり、弱い水流でゆらゆら揺れる姿と、強い水流に体を縮めて立ち向かう姿の両方を楽しめる。手描きの大きな解説ボードもインパクト抜群だ。
*順路から少し外れた別室のため見逃し注意
館内のカフェ「マーメイド」では、長さ約40センチの名物・チンアナゴドッグが人気。長くするために細くしたなどということは全くなく、普通のホットドッグ2〜3本分のボリュームがあるので計画的に注文しよう。
ちんあなごグッズは豊富に揃っているが、海遊館オリジナルのものはラインナップがよく変わる印象。訪れるたびに新しい出会いがあるかもしれない。
訪問日 2023/9/22
